嬉野茶専門店 尚茶堂

2017年11月12日 15:23｜お茶（煎茶/かぶせ茶以外）

だんだんと寒さがましてくるこの季節、
お茶は飲むだけでなく、料理にも使われて体を温めてくれます。

きょうはお茶を使った鍋料理として、「茶鍋スープ」をご紹介します。
このスープができると、しゃぶしゃぶ・寄せ鍋・雑炊と何でも応用がきくので
ぜひ一度試してみてくだい！

それでは、まず「茶鍋スープ」の作り方です。

＜茶鍋スープのつくり方＞
【材料】2人分
・煎茶　約50g
・酒　　50cc
・水　　約1.5リットル
・塩　　少々
・だし昆布　10cm

【作り方】
1）土鍋にお茶パックに入れた煎茶と、水、だし昆布を入れて約30分浸けておきます。
2）1に酒、塩を加えて火にかけて沸騰させて出来上がりです。

さて、スープができたら、このスープを使って、
お茶の風味を感じる上品な味わいの「茶しゃぶしゃぶ」をご紹介します。

■寒くなるこれから季節にオススメの「茶しゃぶしゃぶ」
【材料】2人分

・豚薄切り肉（しゃぶしゃぶ用）　200g
・ほうれん草　　　　　　　　　　1/2束
・人参　　　　　　　　　　　　　1/2本

【作り方】
1）ほうれん草、人参を食べやすい大きさに切ります。
2）沸騰した「茶鍋スープ」に1の野菜を入れて、豚肉を2〜3回くぐらせてください。

「しゃぶしゃぶ」といえば、ごまだれですよね！
ごまだれもお茶を使えば、さらに美味しくなるのをご存じでしたか？
美味しい茶ごまだれの作り方もご紹介しますね。

■茶しゃぶしゃぶに合う「茶ごまだれ」
【材料】2人分

・煎茶　　　40cc
・練りごま　大さじ3
・しょう油　大さじ2
・みりん　　大さじ2
・酢　　　　大さじ1
・砂糖　　　小さじ1

【つくりかた】
1）ボウルに材料すべてを入れて、よくかき混ぜたら出来上がりです。

次回は、寄せ鍋と雑炊の作り方をご紹介しますね！お楽しみに！

2017年9月22日 00:02｜お茶（煎茶/かぶせ茶以外）

きょうはお茶の文化についてお話したいと思います。

みなさんは、お茶がどのように広まり、文化となっていったか存知でしょうか？

― 茶の木は約5000年前にあった！ ―＼n歴史上、最初にお茶が登場するのは中国の神話。
今でも農業の神と祀られる神農が、植物の毒にあたった時、
お茶の葉を食べて毒を消したという逸話が『神農帝』の伝説の中で語られています。

― お茶の伝来は中国から。 ―＼nお茶を日本に伝えたのは、遣唐使に同行した僧侶たち。
あの最澄や空海も、茶葉を蒸して固めた「団茶」や茶を碾く石臼を持ち帰ったと
いわれています。

― 栄西禅師がお茶の種を持ち帰る。 ―＼n1191年、栄西禅師が中国（宋）からお茶の種を持ち帰ったとされています。
栄西が著した「喫茶養生記」には、お茶の効能や栽培方法、飲み方についての
記述があります。

― お茶の伝来と呼び方の関係 ―＼n
もともとの語源は広東語、福建語の2種類。
中国からお茶が伝わった際、広東から陸路で運ばれた地域と、福建から海路で
運ばれた地域によって、語源が分かれています。

●広東語（Cha/チャ）系

・日本語・ポルトガル語・ペルシャ語（Cha/チャ）
・ロシア語（Chai/チャイ）
・トルコ語（Chay/チャイ）
・ヒンズー語（Chaya/チャーヤ）

●福建語（Te/テ）系

・イタリア語・デンマーク語・ノルウェー語・スウェーデン語（Te/テ）
・英語（Tea/ティー）
・ハンガリー語（Tea/テア）
・ドイツ語・フィンランド語（Tee/テー）
・フランス語（The/テ）

お茶は、世界約50ヶ国で年間530万トン以上が生産されています。

そのうちの85%がアジア地域で生産されていて、生産量第1位は中国。
全世界の36%を占めています。次いで、インド、ケニア、スリランカと続きます。
日本は第10位。

お茶な全世界で生産されている世界で愛されている飲み物なのです。

2017年7月31日 00:50｜お茶（煎茶/かぶせ茶以外）

暑い夏、お茶は飲むだけではありません！

きょうは食べて味わう、いつもと違うお茶の楽しみ方をお伝えしますね。
お茶をつかった「暑い夏にぴったりのお茶レシピ」をご紹介します。

■お茶ゼリー

甘さとほろ苦さが絶妙なバランスです！
つるんとした口当たりが魅力、マーマレードジャムとも相性ぴったりですよ！

＜作り方＞
（1）熱いお湯でお茶を淹れ、ゼラチンと砂糖を溶かします
（2）器に入れて冷蔵庫で冷やし固め、ジャムをトッピングして完成！
※茶250ccにゼラチン5gが目安。砂糖は適量です

■お茶氷（こおり）

お茶をシャリシャリと食べる感覚が新鮮！

お茶の風味が残る、さっぱりとした味わいのかき氷です。
あずきやアイスクリームなどをのせてお楽しみください。

＜作り方＞
（1）いつもより濃いめにお茶を入れます。濃いめに淹れるコツは
　　 茶葉の量をカレースプーンに山盛り1杯が目安です。
（2）淹れたお茶を冷まし、製氷器で凍らせます
（2）かき氷器で削り、お好みで練乳、あずき、バニラアイスなどをトッピング！

どうですか。飲むだけではなく、食べるお茶もぜひ試してみてくださいね。

2017年6月25日 10:03｜お茶（煎茶/かぶせ茶以外）

梅雨の季節を迎えたのに、梅雨らしくない晴天が続いていましたが、
ここにきて、ようやく梅雨らしくなりました。

みなさまいかがお過ごしでしょうか。

梅雨は部屋の中がジメジメしたり、洗濯物がなかなか乾かないなど、
困ってしまうことがたくさんあります。

雨は、お茶の木にとっては大切ですが、
茶葉を摘むお茶の関係者にとっては、あまり有り難くはありません。

お茶づくりは、茶葉を摘むことからはじまりますが、摘んだ後、
すぐに蒸しの行程に入ります。

雨に濡れた茶葉は、ここで悪い影響を受けてしまうのです。

水は玉のように丸くなる性質があり、水滴がまばらに付きます。
この水滴が蒸しの通り具合もまばらにし、品質を下げるのです。

蒸れ香と呼ばれる独特のにおいがつき、おいしいお茶ができません。
また、葉のミネラルや栄養素が吸い戻され、味が薄くなります。

雨の日に収穫されたお茶は、成長が早いことから、
葉と葉の距離（節間）も広くなります。

勢いよく成長しているお茶は、細胞のサイズも大きくなり、
含まれるポリフェノールやミネラル量も少なくなり、それらが品質に
直接的に影響します。

そのため、雨の日には茶摘みを行わないのです。
さて、梅雨はいつ明けるのでしょうか？

2015年4月30日 06:30｜お茶（煎茶/かぶせ茶以外）

尚茶堂では「母の日」のギフト商品を２品ご用意しています。
配達の都合上、販売は5月3日で終了いたします。

よろしくお願いいたします。

「母の日」ギフトのお買い求めはこちらから

2015年4月25日 00:14｜お茶（煎茶/かぶせ茶以外）お茶（煎茶/かぶせ茶）その他

2015年の嬉野茶（うれしの茶）の初入札会が17日に行われました。

今年の新茶は、昨年秋以降の適度な降雨と日照により順調に生育し、
うまみ成分の数値が例年より高い傾向となっています。

初入札には平年並みの2323キロが出品され、
1キロ当たりの最高値は過去8年で最も高かった昨年を986円上回る
4万2千円を記録しました。

過去の最高の出来となった新茶をどうぞお楽しみ下さい！

新茶の摘み取りが5月上旬まで続きますので、尚茶堂では早生から
晩生品種まで幅広く良質の茶葉を見極め、香り、味ともに最上質の
新茶をご提供していきます。

どうぞご期待ください。

2014年6月14日 19:31｜お茶（煎茶/かぶせ茶以外）

６月６日に発売しました【抹茶入り】水出し夏茶ですが
おかげさまで発売後１週間で、
１０００パックを超えるご注文をいただいております。
ありがとうございます！！

「抹茶が入っていて、香りも味も上品で美味しい」
「甘さがあって、飲みやすいので
　　子供たちのお気に入り。なくなるのが早いです（笑）」

などなど、うれしいご感想をいただいています。

ご家庭だけでなく、料亭でお客様に出されるお茶としても
ご利用いただいています。

さて、この水出し夏茶ですが、作り方は簡単で、
ポット（サイズは１〜１．２リットル）に水とティーバックを１つ入れ
あとは冷蔵庫で３〜４時間置くだけで出来上がり。

ティーバックが８個入って６６０円なので１個あたり８２.５円！
抹茶がたっぷりと入っていて、しかも１〜最大１.５リットルまでの
本格的なお茶が作れます！

実は水出し夏茶にはもう１つ、オススメの楽しみ方があるんです！！
それは外出先でもおトクに夏茶が楽しめることです！

■外出先での【抹茶入り】水出し夏茶の楽しみ方はコレ！
↓↓↓
外出する３〜４時間前に、
マイボトル（水筒）にティーバック１つと冷水を入れて冷蔵庫に入れるだけ！

これなら家で楽しむ楽しみ方と変わりませんよね？

でも外出先では、半分くらい飲み終えた後、また半分、冷水を足せば
まだまだ夏茶を楽しむことができるんです！

これを２〜３回繰り返えせば、外にいながらにして１リットル以上も
美味しいお茶を飲み続けることができますよ！

ペットボトルのお茶なら＠１４０円×２〜３本＝３００円以上かかりますが

【抹茶入り】水出し夏茶２袋セットなら、なんと９２.５円！
【抹茶入り】水出し夏茶 おトクセットなら、なんと７７.９円！

毎日ペットボトルのお茶を購入されている方にはオススメです。

この夏のオススメ！【抹茶入り】水出し夏茶もぜひご賞味くださいませ。

2014年5月25日 23:00｜お茶（煎茶/かぶせ茶以外）お茶（煎茶/かぶせ茶）アイテム

「お茶事始（ことはじめ）」が、あまから手帖6月号で紹介されました。

「嬉野茶を専門で扱う通販店から、お茶の美味しさを再発見できるセットが発売。5種類の茶葉各一煎分に、お茶の淹れ方を指南したしおり付き。洒落た桐箱入りで贈り物にも。」（本誌より）

■あまから手帖6月の詳細はこちら

2014年5月18日 17:30｜お茶（煎茶/かぶせ茶以外）お茶（煎茶/かぶせ茶）

【ケース1】お客様を待たせることができない！急いでお茶を出さないといけない場合

本当はゆっくりと丁寧にお茶を淹れる。これが美味しいお茶の淹れ方です。
しかし、すぐにお茶を出さないといけない場合もあります。

そのような時はお茶を淹れながら、同時に茶葉の浸出を早めるために
何度も回し注ぎをします。しかも、一回に淹れるお茶の量はほんの少しです。
ちょっと注いでは、もう一つの湯のみにちょっと注ぐ。

この動作を行っているうちに、急須のなかで茶葉が開きやすくなり、
お湯とも絡み合うので、味が良く出たお茶が入ります。

【ケース2】二煎目以降の味を調整する

一煎目で淹れたお茶が思いのほか濃く出て、二煎目は薄いお茶を飲みたいと思ったこと、
また、その逆もあるかと思います。

まず薄いお茶を淹れたい場合は、一煎目を淹れ終えた後で、急須の胴部分、注ぎ口と
反対側の箇所を少し強くたたくと、なかの茶葉が胴の後ろに移動します。

その状態で、直接、茶葉に触れないよう注ぎ口側にお湯を注ぎ、お茶を淹れると
茶葉がそれほどお湯に浸ることなく、薄めのお茶を淹れることができます。

濃いお茶を淹れたい場合は、一煎目を淹れた後で、上記と同じ急須の箇所を軽くたたき
茶葉を急須の真ん中に戻します。沸きたての高い温度のお湯を茶葉にかかるように注ぎ
お茶を淹れれば、１煎目以上に濃い味のお茶になります。

急須で淹れるお茶は、ペットボトルのお茶とは違い、
自分で飲みたい味に調整することができます！
ちょっとしたコツで誰でも簡単に淹れることができるので、ぜひご自分にあった淹れ方を
マスターしてみてください！

2014年5月 7日 16:01｜お茶（煎茶/かぶせ茶以外）お茶（煎茶/かぶせ茶）

みなさま、お待たせしました！
本日より２０１４年・特別新茶の予約販売を開始します！

２０１４年の新茶は、初セリから
・出荷量が前年の２倍を超え、　
・落札額が過去最高を記録するなど

品質の良い茶葉が出揃う形となりました。
　
今年は「香りの良さ」と深みにある「コクと甘さ」が強い
新茶となっています。

尚茶堂では特別新茶を「３種類」ご用意しました。
　　　　　　　 　　
■まろやかな甘味と旨味。若葉の清々しい香り。
　最上質の茶葉が仕上がりました。　　
　・新茶「豊臣」　　

■強い甘みと旨みのなかにあるさわやかな苦渋味。
　・新茶「華」　　

■甘み、旨み、苦渋のバランスがとれた
　すっきりとした味わい。
　・新茶「彩」　　

■３種類の特別新茶で作るギフト商品もご用意しています！
　・ギフト＜特別新茶＞　　　

商品のお届けは５月１３日以降となります。
どうぞ楽しみにお待ちください。

みなさまからのご注文お待ちしております。