2014年5月18日 17:30|お茶(煎茶/かぶせ茶以外)お茶(煎茶/かぶせ茶)
【ケース1】お客様を待たせることができない!急いでお茶を出さないといけない場合
本当はゆっくりと丁寧にお茶を淹れる。これが美味しいお茶の淹れ方です。
しかし、すぐにお茶を出さないといけない場合もあります。
そのような時はお茶を淹れながら、同時に茶葉の浸出を早めるために
何度も回し注ぎをします。しかも、一回に淹れるお茶の量はほんの少しです。
ちょっと注いでは、もう一つの湯のみにちょっと注ぐ。
この動作を行っているうちに、急須のなかで茶葉が開きやすくなり、
お湯とも絡み合うので、味が良く出たお茶が入ります。
【ケース2】二煎目以降の味を調整する
一煎目で淹れたお茶が思いのほか濃く出て、二煎目は薄いお茶を飲みたいと思ったこと、
また、その逆もあるかと思います。
まず薄いお茶を淹れたい場合は、一煎目を淹れ終えた後で、急須の胴部分、注ぎ口と
反対側の箇所を少し強くたたくと、なかの茶葉が胴の後ろに移動します。
その状態で、直接、茶葉に触れないよう注ぎ口側にお湯を注ぎ、お茶を淹れると
茶葉がそれほどお湯に浸ることなく、薄めのお茶を淹れることができます。
濃いお茶を淹れたい場合は、一煎目を淹れた後で、上記と同じ急須の箇所を軽くたたき
茶葉を急須の真ん中に戻します。沸きたての高い温度のお湯を茶葉にかかるように注ぎ
お茶を淹れれば、1煎目以上に濃い味のお茶になります。
急須で淹れるお茶は、ペットボトルのお茶とは違い、
自分で飲みたい味に調整することができます!
ちょっとしたコツで誰でも簡単に淹れることができるので、ぜひご自分にあった淹れ方を
マスターしてみてください!