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日本茶は香典返し、法事、法要の引き出物に一番相応しいお品の一つとされています。故人を偲んでくださった方へ感謝の気持ちと無事に忌明けを迎えられた事の報告を兼ねて贈るお香典返し。
昔から日本茶は故人を偲びながら飲む習慣がある事や、“いつもまで寂しい思いをしない”“後に残らない”消耗品として、お香典返しのギフトとして最も使われています。
さらに日本茶が香典返しや法事、法要の引き出物に使われるのにはつぎのような理由があります。
忌を払う
「お茶により煩悩を除き、神や仏の助けにより極楽浄土に還り、忌を払う」という昔からの言い伝えにより、香典返しや引き出物にお茶を贈ります。
故人とお別れする
茶の木は古くより、畑や土地の境界線に植えられることが多く、「お茶の木を越えたら、よその土地」という目印になってきました。
また、仲良くなりたい人や異性を「お茶に誘う」、仲良くなったら「お茶飲み友達」という言葉にも表れているとおり、お茶が「ある一線」を意味することもあります。
通夜や葬式、法要のあとにお茶を飲むことで、この世にいる参列者と、あの世に旅立った故人との間に境界線を設け、故人とお別れするという意味があります。
故人を偲ぶ
お茶を飲みながら故人について思いをめぐらせ、故人のことを語り合って過ごそうという意味でお茶を贈ります。
寂しくないように
香典返しとして人気がある日本茶は消耗品です。ずっと形が残る記念品だと、見るたびに故人を思い出し、つらく寂しい思いをする人もたくさんいらっしゃるでしょう。
しかし、消耗品だと、毎日使ううちになくなってしまいますので、いつまでも悲しむことはありません。日本茶を贈るのは、列席者の気持ちを思う施主の配慮とも言えます。
お香典返しの時期
香典返しには忌明けの挨拶状に添えて品物を贈るのが一般的となっております。忌明けは、仏教では七七日(四十九日)、三十五日、神式では三十日祭、五十日祭です。
キリスト教ではプロテスタントが召天記念会、カトリックでは追悼ミサのあとに送るのが一般的です。
香典返しの金額
金額については一般的には「関東の半返し、関西の三分返し」といわれ地域により違いがありますが、いただいた香典の半額から三分の一程度の品を目安に返すものとされています。
地域によっても習慣の違いがありますが、一般的に「お茶」は多く使われているようです。直接手渡さず、お贈り先の方まで送る場合には、返礼品にご挨拶状(礼状)を添えてお送りします。
法事・法要のお返しの金額
法事・法要の引き物は基本的には香典返しと同じように品物の種類や値段は一律で選び、参列者全員に用意します。金額は、2000円〜5000円程度が一般的のようです。品物は実用品が良いと言われておりますが、やはり帰路にかさばったりするものは避けるのが無難です。
掛け紙(かけ紙)の表書き
「志」「満中陰志」「粗供養」「忌明志」「供養志」「偲び草(偲草)」「茶の子」などが一般的。下部には喪主御実家の名字を入れます。
その他
初七日忌志、五七日忌志、七七日忌志、忌明志、七七日忌明志、百ヵ日志、一周忌志、初盆供養、新盆供養、茶の子、灯籠下ろし、粗品、寿塔内祝、墓碑建立内祝、開扉内祝、開眼御祝
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